新生児未熟児病棟(NICU,GCU)
新生児未熟児病棟(NICU,GCU)
 新生児病棟には、予定日より早く生まれてきた赤ちゃんや、少し小さく生まれてきた赤ちゃんや、頭や肺、そして心臓などに病気を持った赤ちゃんが入院します。入院してきた赤ちゃんに医師や看護師が状態を見ながら、治療やケアを行います。赤ちゃんは、自らの意思を言葉で表現できないので、赤ちゃんの示すサイン(顔の表情や体の動き、また呼吸や心拍など)を十分観察しながら、今、赤ちゃんが必要としていることは何かを十分考えながら接するように心がけています。また、スタッフ一人ひとりが一人の人間として尊重しケアすることを考え日々赤ちゃんに接するようにしています。  当小児医療センターは産科病棟が併設されており、生まれてくる前の赤ちゃんに治療の必要がある場合にはお母さんに赤ちゃんが生まれてくる前に産科に入院していただいたりすることもあります。または他の産院および、病院で出産後当センターに搬送される赤ちゃんもおります。
NICU(集中治療室)

 入院してくるときのお部屋です。12人の赤ちゃんが入院できるようになっています。予定日より早く生まれてきた赤ちゃんにはおなかの中の状態に保てるようにお部屋を暗くしたり、お母さんのおなかの中の常態に近い状態ですごせるように環境を整えております。肺の病気などで人工呼吸器をつけて赤ちゃんをサポートしたり、ミルクが飲めないときには点滴やチューブを通して赤ちゃんに栄養をとれるようにしています。赤ちゃんは親の愛情と思いに支えられ自分の力で少しずつ成長しています。
GCU(継続保育型) ―退院前のお部屋―

 NICUから、赤ちゃんが大きくなり、状態が落ち着いてくると退院に向けてNICUからGCUに移動します。保育器から出て、点滴がとれて、自分で徐々にミルクが飲めるようになると退院に向けて、お父さんやお母さんにおっぱいの飲み方やお風呂の入れ方などを説明したりしています。家に帰ってご家族が困ることがないように退院するまでに何か不安や心配があれば解決できるようにサポートしています。  また、退院のために練習する部屋としてファミリールームがあります。
カンガルーケア
 当新生児科では、家族の希望があればカンガルーケアを実施しています。  生まれすぐに呼吸などが落ち着かない場合には、少し大きくなってお子さんの状態が落ち着き、医師の許可が出ますとカンガルーケアを行うことができます。  現在、お父さんもカンガルーケアに参加されるご家族の方も多いです。
病棟スタッフより皆様へ
 赤ちゃんが、ご家族とともに健やかに成長していってもらうことが私たちスタッフの願いです。私たち新生児病棟のスタッフもご家族とともにお子さんがよりよく成長発達できるよう共に考えていきたいと思います。